魂のエニアグラム:実践コース
本コースの特徴
このプログラムは、エニアグラムという古代の叡智を使って、人格を通して人間の本質に再びつながることを可能にするものです。個人の成長はもちろん、くつろいだ気づきを持って人との関係性を豊かにしていくコツを習得します。
本質とは何でしょう? 私たちはそれをただ何となく知っている、でもあえて問われると答えられない、という感じを抱いているはずです。そして、それはどこか遠くにあって、何か特別なことをしたときだけ手に入るかのような、、。
本質とは、愛、勇気、信頼などです。
そう聞くと、「ああ、なんだ、そのようなことね。」といった反応を示す人がほとんどですが、だからと言って、その人たちがほんとうに本質を理解していることは稀なんです。
エニアグラムは、人格を紐解くことで、そこを入り口として、すべての人が内側に持っている本質に触れていくことを可能にするために作られたものです。そして、狭い視野しか持たない人格からではなく、客観的な広い視野を持つ本質から生きていくことで、もっと豊かな人生を送れることを教えてくれるのです。
私は本質から行動するようになって、まず実際に今までにない自由さを経験しています。それは「そうなると良いな」というイメージや「こうすればこうなる」といった観念ではなく、実際のリアルな経験です。これが正しい、間違いだといった縛りがないんです。あるいはこの状況ならここまでは許されるといった限界もない。だからと言って、何でもかんでも好きにするというのではなく、自律性を持った大人の行動ができている、そのことから来る自由です。
私たち人間の機能は、大きく分けて「頭」「ハート」「からだ」という3つですが、それぞれに特有の知性があります。エニアグラムに関する最先端の資料を入手することで、私たちの知性センターは、その最新モデルと共に活性化します。また、“私を知る”というのは未知への冒険なので、ワクワクした好奇心と共にインクワイアリーという手法を使って探求を進めていくとき、ハートの知性は、繊細さの方へガイドするその声をしっかりとキャッチするようになります。さらに、からだの知性は、それが「良い感じ」のことだというのを教えてくれるので、探求は安心した楽しいものになるのです。
未知の自分自身を知って行こうとする旅の仲間とつながって深めることができるグループ・インクワイアリーが、固定観念からの自由を大きくサポートするでしょう。
パート②魂のエニアグラム実践コース
関係性から学ぶ(12万+税)
1日5時間X6日間(全30時間)
午前10時〜午後4時
本コースで学べること
1. 対象関係について
これは、「私という主体」と「相手という客体」そして、その間に起きる「投影や執着」というものを理解することです。お互いが「反応する部分」にエゴの理想からやってくる拒絶や抵抗があります。そこに気づくことで、私たちはますます「あるがままの私」に近づけるのです。
2. 家族の穴
家族の穴というのは、あなたが生まれた“家族”と呼ぶ小さな組織体の中に何が起きていたのかです。この洞察は、各人格の歪みがどのように起きたかをより鮮明に示してくれるので、他者との間に起きるさまざまな同一化がより腑に落ちるでしょう。
3. 各ポイント間の相性
一般的には相性が良い悪いで語られますが、お互いのどこがどんなふうに反応するかを検証して行くと、自分自身の盲点がつかみやすくなります。また、いろんな人に対する反応から距離を置けるようになるので、人間関係が大きく改善されるでしょう。
4. ストレスの方向と成長の方向について
基礎コースで紹介した3つ組を具体例を使ってより深く解説していきます。各ポイントの両側にあるウィングと、ストレスの方向、成長の方向にある数、それぞれが3つ組の構成になっていますが、その他の3つ組も知っていくと、エニアグラムの立体的な構成が見えてきます。
5. (内なる子どもに関係する)ハート数との関係
内なる子どもの部分が、どんなときにどのような反応をするのかを知っておくことは、最終的にこれらの学びを日常でどのように活用して行けるのかという“実際的なガイダンス”に関係します。
6. 人材育成などに活用するためのガイド
パート①②から成る本コースの全体は、①講義、②気づきを深めるエクササイズ、そして③グループインクワイアリーという3部構成になっており、頭・ハート・からだの知性をフルに活用します。
その体験がそのまま人をケアすること、そして円滑な人間関係を作ることに生かされます。
お申し込みはこちら魂を育てる本質のワーク
私たちは自分が思っている以上の能力を持っている
私はこれまでの長い人生の中で、十分な時間をかけてエニアグラムを学んできました。
「エニアグラムを理解したければグルジェフ・ムーブメンツを体験することだ。」という言葉に従い、毎年のようにリトリートに参加し、瞑想や精神性のワークにもコミットしてきました。そんな中で、本質を取り戻すツールとしてのインクワイアリーを習得し、心理学の要である自我構造と対象関係論を学んだことは大きなサポートでした。
人格の固着と呼ぶ、自我が義務付けている檻の中で生活し続ける必要はないという気づきは、私の人生をより可能性に満ちた豊かさの中に解き放ってくれました。私は、自分が普段思っているよりもはるかに優れた能力を持っていることに気づくことができたのです。
エニアグラムを活用することで、自分の才能を素直に認め、それに感謝し、自分の影と向き合い、目の前にあるものをパターン化された思考や感情からではなく、新鮮に見ることができるようになりました。エニアグラムが私を本質的な領域へと誘い、私が本当は誰で、何者であるかをますます体験し始めたことです。
私で在る(I AM)という魂の次元を見出したのです。
インストラクター:斎藤Daso